アラビアンナイト
「ぷっ!」
「ふふふ」
同時に起こった笑い声に振り向くと、まっつんが拳を口に当てて吹き出したのを必死で抑えているのと、静かに笑う忍ちゃんがいた。
舞子もニヤニヤして私と佐々木さんを見ている。
佐々木さんを見ると私同様、他の3人の表情を見たらしく、恥ずかしそうにしていた。
「いやぁ〜、青春ですなぁ〜」
なんておじさんくさいセリフを吐きながら、準備を済ませたまっつんが浴室につながる扉を開けた。
舞子と忍ちゃんも
「お先に」
なんて言いながらそれに続き、開いていた扉がパシンと閉じられてしまった。