アラビアンナイト


「ぷっ!」

「ふふふ」

同時に起こった笑い声に振り向くと、まっつんが拳を口に当てて吹き出したのを必死で抑えているのと、静かに笑う忍ちゃんがいた。

舞子もニヤニヤして私と佐々木さんを見ている。

佐々木さんを見ると私同様、他の3人の表情を見たらしく、恥ずかしそうにしていた。

「いやぁ〜、青春ですなぁ〜」

なんておじさんくさいセリフを吐きながら、準備を済ませたまっつんが浴室につながる扉を開けた。

舞子と忍ちゃんも

「お先に」

なんて言いながらそれに続き、開いていた扉がパシンと閉じられてしまった。

< 433 / 713 >

この作品をシェア

pagetop