アラビアンナイト


「コレ、ピンクダイアモンド。ありすのえがおのイメージ」

「へっ!?」

ジェイクの指差す先のピンクに輝く可愛い宝石を見ていた私は、そのセリフを聞いた瞬間、視線をジェイクの顔に戻したんだけど。

同時に意図せずして出た間抜けな自分の声にちょっぴり後悔。

だって、こんな可愛い色の宝石が私の笑顔のイメージと重なるの!?

他の誰かが聞いたら絶対に大笑いだよ…。

でも、ジェイクの私に対するイメージってそういう感じなんだ…。

嬉しいような、こそばゆくてちょっと居心地悪いような…。


「このピンクダイアモンド、さいしょ、もっとおおきかった。
でも、ふたつにわけて、このブレスレットとオレのペンダントになった」

「そうなんだ」

< 469 / 713 >

この作品をシェア

pagetop