恋は盲目
元婚約者が屋敷に来た
和美を見るために
そして
嫌みを言うために
「瑠偉、みすぼらしい女とまだ住んでるみたいね、あれだけ警告したにも関わらず」
「君に何がわかる?和美ほどいい女はいない」
渡利に合図を送り
和美を呼んだ
「ねぇ、これどう?」
「大丈夫 瑠偉様もお気に召します」
瑠偉のそばに行くと
「瑠偉、ありがとうこれでいい?」
そばに寄って来てくれと言って生地を触り、顔まで触って
「ん、いい 似合っている」と
「じゃあ和美、俺の部屋に行ってシャワーでも浴びていておくれ、後から行くから」
「ん、待っているね、早く来てね」と言って瑠偉の部屋に行った
「こんなんでいいの?」
「いいさ、あの婚約者すら瑠偉様の部屋には入った事ないからな」