私の想いが届くまで

本から始まる小さな幸せ

高校に入学してもう、3ヶ月たった。
部活の練習中に2年生の教室で見つけた好きだったマンガ本

「先輩!この本どなたのですかー?」

気になって聞いたこの日から、私はあなたに夢中なのです。



見覚えのあるマンガ本を見つけ、思わず先輩に聞いてしまった。

「その本なら、"れい"のだと思うけど、読み
たいなら言っておこうか?」

一つ上の男の先輩を通じて、部活内でもあまり関わりのないれい先輩からマンガ本を借りた。

この時はまだ、優しい先輩だとしか見てなかったのに・・


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