友達以上☆恋人未満



次の日、久しぶりに早起きをした。一臣に会わずに学校に行くために




こんなことは二回目だった。一度目は一臣に彼女ができたと聞いたとき



詩織に言われたんだ



『一臣くんはあたしと付き合ってるの♪』





って。




頭に何かがぶつかったような衝撃を受けた






なんで?



どうして?






あたしの頭の中に渦巻いた2つの言葉










その日からしばらく一臣が信じられなくなったっけな…









ふぅ…とため息をついて空を見上げた





今日はくもり。雨が降りそうだ





『あたしと一緒だね』





今にも泣き出しそう



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