友達以上☆恋人未満
『おはよ~!』
『くるみ~おはよ!今日も櫻井先輩とラブラブ登校だったね♪』
朝一で絡んでくるのは親友の亜美
『ラブラブって…一臣はそんなんじゃないからッ』
『そんなこと言って~好きなくせに♪』
『うッ…』
そう。あたしは一臣に恋をしている。
いつからなんてわからない。ずっとずっと前から…
『でも彼女いるし…』
一臣には彼女がいる。あたしと同じクラスの美少女。
3ヶ月前に告白されたって一臣に言われて相当ショックを受けた。
だって正直,確認はしてなかったけどお互い気持ちは同じだと思ってた
信じてた
でもそれはあたしの勘違いで…
一臣もあたしのこと特別に見てると信じてたのに裏切られた気持ちでいっぱいになった
早く気持ちを伝えてれば…
何度そう思ったかわからないほど
あたしはあなたに溺れている
あたしと一臣は友達以上恋人未満
きっとこれからもずっと変わらない現実