僕らの初恋青春譜
……スッキリしたぁぁぁ!!
説明してなかったが今は山道を通っております
なぜなら、黒澤君はモテる=一緒に帰ってる!付き合ってるのかと思われて色々聞かれたりするのはめんどくさいと言う私の案に黒澤君は乗ってくれたのだ。家からはかなりの遠回りだがここの山からの景色は素晴らしいと思う
もう少しで海が見える展望台……らしき所に着くはずだ
"ジャリ、ジャリ"
2人の足音と蝉の声と風の通り抜けていく感じ
最高だ
「さっきのあれ、ウケるわ(笑)マジで……ブッ、アハハハ。俺も叫ぼうかな」
そういうと立ち止まって上の方めがけて「俺は!!夏がす・き・だー!!」
私は横で目を大きくパッチりしながら驚いた
「何だ、根に持ってたの?」
「むろん。その通り?」
不意に顔が合う。お互いに吹き出しながら前へ前へ、上へ上へと登っていく。腕時計の針が指す時刻はただ今4時になろうとしていたところであった