僕らの初恋青春譜
「俺さ、お前は気づいていると思うけど好きなんだ。中学の頃から。お前が何度も忘れても俺はこの気持ち変わらないと思うし……だけど!和恋にとって今は無理かもしれねぇと思うけど記憶思い出してこのこと覚えていたら返事聞かせてくれねぇか?」
和恋は驚いたように笑っていた
「あっ、えっと、俺、何言ってんだろ……」
「確かに、黒澤君が言った通り私は今は無理なのかもしれない。だって、黒澤君と遥のこと思い出せないままこれから先、関係を作っていくのは私にとっても2人にとっても難しいことだし今のままでも私は私だよって言われたとしても私がその時の感情に流されて、いいんだ、いいんだってなるのは嫌なの。だから、今の返事は……」
「いや、それはわかっているつもりだったんだ。でも、やっぱり近くにいる限り俺はお前が好きなん……だからな。それだけ覚えているだけでいいから、、今はさ」
黒澤君はきっと私の返事を分かっていたんだろうな…。でも、もう一つ分かったことがある。それは、お互いに今の関係を少しずつでもあるが変えたいという気持ち。記憶は時には人を傷つけ傷つけられたりするけどそれでも立ち向かわないとその場所から逃げたということになることだってある。気づかないうちに私は3年間逃げ回ったんだと思う。だから、もう逃げたくない