僕らの初恋青春譜
「そーだよ。付き合ってねぇし。てか、またフラれたしな。テスト勉強は俺が無理言って教えて貰ったんだよ。なぁ、どーやったら俺のこと意識してもらえると思う?」
「んー。意識ねぇ。俺も上手くは言えないが……え?!またフラれたって海斗、お前何回告ってんだよ(笑)」
まぁ、そこ気になるよな
「ち……ちげーし!!和恋は今覚えていないが中学の時に1回で、最近もう一回だから合計2回だっ!!」
「おお……そんなに。すげーな!!勇気あるな!海斗」
「ま……まぁな♪」
告るのってすげぇドキドキする。それに高校では3年ぶりの再会だったしな……。雰囲気とか髪の長さとか変わっていたし余計ドキドキしたかも。フラれたのに一緒にいる俺の神経も凄いと思うけど(笑)
「……まぁ、俺は誰かを好きになるってよく分かんないし、バカ素直なお前みたいな感情を誰かに対して思えねぇーが、友達として上手く言えるか分かんないけど大体さ意識してもらえるかどうかなんて言う以前に森山は気づいたら海斗のことは好きになってくれるんじゃねぇーか?」
「昌志……お前いい奴だなっ!今まで小野寺って呼んでいたけど今度から昌志師匠って呼ぶわ!」
「その呼び方はやめろ。普通に昌志でいいからマジで。まぁ、むしろ俺だったらいちいち好きになった理由とか探していたら好きって気持ち見失うよ」
昌志師匠……この呼び名いいと思ったんだけどな✧電話越しで昌志は笑っていた。
小学生の時は俺も"「好き」"って気持ちは和恋に対して無かったのに中学生になっていつの間にか目で追っていて……。そこに好きになった理由とか探していたのかもなと思ったら今、昌志の言葉に救われた気がした。