僕らの初恋青春譜



「あとさ、俺……バカ素直かな?バカはともかく!素直さなんてかけらサラサラないと思うけど」






「森山といるようになってからちょっとは海斗自身も変わったんじゃねぇーか?それとも俺の見間違い?」







「そっか……そっかぁ。」






俺はゆっくり呟いた。







「そうだよ!てか、お前がこの先、森山といてピュアになりきった姿を想像すると気持ちわりぃな(笑)」






「失礼だなっ!!(笑)」








やっぱりメールより電話して良かったかもしれない。こういう相談とか普段学校じゃ出来ないし、もっての他親になんて言えるはずもないから。






「相談に乗ってくれてサンキューなっ。昌志」







俺は中学の時に確信した素直じゃない自分の性格が大嫌いだった。でも、今なら変われるのかもしれないと思えてきた。そんなことを思った夜だった。








「え?昌志師匠じゃねぇーの?」






不意にそんなことを言ってきた。電話を切ろうとした最後で昌志が言ってきたので俺は吹いた。それも盛大に。






「お前……ほんっとに何なんだよ!」








電話で昌志に素直に相談出来た今日の俺はちょっぴりどこかおかしいかもしれない。と思ったテスト前日の夜だった。




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