それは薔薇の魔法~番外編~
*彼女は薔薇のように咲き誇る
華奢な体が、澄んだ歌声が、こぼれる笑顔が、すべて愛おしいと思った。
そのまなざしを、その言葉を、そのぬくもりを、すべて欲しいと思った。
そう思ったのは初めてで、けれど初めてだからすぐに受け入れた。
ーーーあぁ、私は貴女に恋をしたのだと。
本編のシリル目線です
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