君のクエスチョン
頭がいいわけではないし、勉強をとりわけ頑張っているわけではないわたしは、図書室で勉強しようなんていう考えは浮かばなかったけど。


唯と一緒なら、喜んで行く。


……なんて。


どれだけ唯が好きなんだろう。


確実に、以前よりも増している気持ち。



「んじゃ、早く荷物まとめて」


「わかった」



教科書類は全て入れ終え、ペンケースを手に取った時。


ポケットが開いていたらしく、中に入っていた紙が落ちてしまった。



「あ……」



唯からもらったやつだ。


慌てて拾い、元の場所にしまってから唯を見ると、穏やかに微笑んでいた。



「行こっか」


「う、うん」
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