眼鏡とハンバーグと指環と制服と
亜紀ちゃんと香織ちゃんと三人で予定コースを歩いてたら。

……突然腕を引っ張られて、物陰に連れ込まれた。

「あれ、夕葵は?」

「夕葵ー!?」

私を探してる、亜紀ちゃんと香織ちゃんの声。

「亜紀ちゃん!か……!?」

……後ろから、大きな手で口を塞がれた。

「……声を出すな」

ドスのきいた声に黙ってこくこくと頷く。

「……とりあえず車に」

「……ああ」

体格のいい、ガラの悪い男二人組に捕まえられ、近くに停めてあった車に押し
込められた。

「この子で間違いないんだよな?」

「ああ。
写真と同じだ。
いや、写真より実物の方が可愛いな」

口にガムテープを貼られ、手首もぐるぐる巻きにされた。
なにが起こっているのか理解できない。
男の手には私の写真。
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