眼鏡とハンバーグと指環と制服と
バレンタインのチョコくらい、
「もらえてよかったねー」
って笑える自信があ、ある、から……たぶん。
だから、もらったらいいのに。
今日の帰りは亜紀ちゃんちに寄って帰る。
おじさんたちの分の、チョコを渡しに行かなきゃいけない。
……けど。
今年はちょっと複雑な気分。
いままでは、娘として、妹として渡しに行っていたけれど、……歳にぃには?
あれ以来、歳にぃとは一度も連絡とっていない。
亜紀ちゃんとの会話に出すこともない。
夏生は
「歳になんて渡す必要ない」
と未だに怒っているし。
私も直接顔を合わせるのは、ちょっと気まずい。
「ただいまー」
「こんにちはー」
「おかえりなさい。
夕葵ちゃん、いらっしゃい」
いつものように、おばさんが迎えてくれる。
「もらえてよかったねー」
って笑える自信があ、ある、から……たぶん。
だから、もらったらいいのに。
今日の帰りは亜紀ちゃんちに寄って帰る。
おじさんたちの分の、チョコを渡しに行かなきゃいけない。
……けど。
今年はちょっと複雑な気分。
いままでは、娘として、妹として渡しに行っていたけれど、……歳にぃには?
あれ以来、歳にぃとは一度も連絡とっていない。
亜紀ちゃんとの会話に出すこともない。
夏生は
「歳になんて渡す必要ない」
と未だに怒っているし。
私も直接顔を合わせるのは、ちょっと気まずい。
「ただいまー」
「こんにちはー」
「おかえりなさい。
夕葵ちゃん、いらっしゃい」
いつものように、おばさんが迎えてくれる。