眼鏡とハンバーグと指環と制服と
「『かも』でしょ?」
「『かも』ってことは『ない』じゃないし。
あるってことだし。
それに」
「それに?」
「夏生がそんなことしてるの、やだし。
自分の子供だっていうのに、ちゃんとしない夏生はもっとやだし。
そしたら、一緒にいれないし……」
……胸が、苦しい。
息が、詰まる。
「……夕葵。深呼吸」
不意にぎゅっと亜紀ちゃんに抱きしめられた。
背中を撫でてくれる手に、ゆっくり大きく息を吸い込んで、吐く。
「うん。大丈夫だ」
私の呼吸が楽になったことを確認すると、亜紀ちゃんが離れる。
「父さん、母さん。
今日はもう、夕葵、寝せてくる。
話は明日でいいだろ?」
「ええ。
夕葵ちゃん、おやすみなさい」
「『かも』ってことは『ない』じゃないし。
あるってことだし。
それに」
「それに?」
「夏生がそんなことしてるの、やだし。
自分の子供だっていうのに、ちゃんとしない夏生はもっとやだし。
そしたら、一緒にいれないし……」
……胸が、苦しい。
息が、詰まる。
「……夕葵。深呼吸」
不意にぎゅっと亜紀ちゃんに抱きしめられた。
背中を撫でてくれる手に、ゆっくり大きく息を吸い込んで、吐く。
「うん。大丈夫だ」
私の呼吸が楽になったことを確認すると、亜紀ちゃんが離れる。
「父さん、母さん。
今日はもう、夕葵、寝せてくる。
話は明日でいいだろ?」
「ええ。
夕葵ちゃん、おやすみなさい」