眼鏡とハンバーグと指環と制服と
「確かにあの雰囲気だと、夕葵じゃなくても嫌かも」

……はぁーっ。

ため息しか、出てこない。

「まああれだ、担任以外は夕葵の味方だから」

「その担任が、一番の問題なんだよー」

亜紀ちゃんと香織ちゃんにあたまを撫でられながら。

……またため息が出た。


帰って、家のことやって、勉強。

「そろそろこのあたりの問題集から始めるといいよ」
って、夏生がいろいろ揃えてくれた。

受験の先輩だし、現役教師だから、ちょっと心強い。

七時を回ってごはんを食べて。
もう少しだけ勉強。

お風呂に入って、紅茶を飲みつつ、九時からのドラマを見る。

「ただいまー」

「おかえりー」

ドラマが終わる頃、夏生が帰ってきた。
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