眼鏡とハンバーグと指環と制服と
泣きながら、よれよれのオムライスを完食した。

……明日、なつにぃにあやまらないと。

食べ終わると、何故か気持ちがすっきりしてた。


……それでも。

朝、顔を合わせるとなんか気まずくて、
「ごめん」
ってただ一言がいえなかった。

だから、お弁当のおかずはなつにぃの大好きな唐揚げにした。

そして、ごはんの上に海苔で、「ゴメン」って書いておいた。


「お見合いってさ。
……どうやったら一発で破談になるのかな?」

「……どうした、夕葵?
突然変なこといいだして」

「あー、いやー」

亜紀ちゃんは私の言葉に振り向くと、怪訝そうな顔をした。

「……月原先生、結局お見合いすることになっちゃって」

……はぁーっ。
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