【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜
りぃの隣を歩いてた麗美お嬢様を見つけて、身をひそめるように俺の背後に隠れた。
「なんで隠れてんの?」
「だって最近レミお嬢、俺に当たり強いんだよ」
「それはお前が何かやらかしたからじゃねぇの?」
「えーっ!そんな、なんかやったっけ?俺。
あっ、でもこの前うっかり着替えてるとき部屋に入っちまって、下着姿見て、すげー怒られたかも」
「それじゃねぇの」
「そうかもしんねぇ…。
あーあ、お前は梨々香お嬢様と仲良しだからいいよな〜。
俺なんか完全に下僕扱いだぜ」
「…ぶっ、下僕ってお前」
だけどそんな雑談をしてたら、りぃと麗美お嬢様のところに誰かが近づいてきた。
執事科の制服を着てる男だ。
誰だあいつ…?
りぃはそいつとなにやら楽しそうに話し始める。
少しモヤモヤした気持ちでそれを見ていたら、カイが後ろからつぶやいた。
「あ、誰か来た…。
って、あれお前の従兄弟じゃん?」