あの時君が伸ばした手は
「桐谷さん。」

クローゼットでゴソゴソやってる桐谷さんに声を掛けた。

「何?」

彼女は振り向いて驚く。

「鍵、見つかった。」

「え?何これ!」

彼女は駆け寄る。

「この本の中から見つかって。どこの鍵か分かる?」

彼女は鍵をしげしげと見つめる。

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