あの時君が伸ばした手は
「でもこれから帰って好きな人に想い伝えてみようと思います。」

「好きな人がいるの?」

「はい。彼は私に興味が無いようでしたけど。」

彼女はベンチから立ち上がった。

「スマホに彼への想いを残して来ました。彼がそのスマホを見つけてくれるかは賭けでしたけど。」

そして私に眩しい笑顔を向けた。
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