私の存在価値
「親っていうのはね、どんなに自分がひどい状態になろうと我が子だけは助けなきゃって思うものなのよ。だって」
「こんなに素敵に成長した我が子が見れないなんて、勿体ないじゃない?」
母はそういい、私の髪を優しく撫でた。
私「お母さん……」
私は母に微笑み返した。
「しかも夢音ったら恋してさらに女の子っぽくなっちゃって〜笑
あたしは何でもお見通しなんだからね♡」
といい、嬉しそうに笑っていた。