夢の言葉と陽だまりの天使(上)【夢の言葉続編②】
「……。」
「制服姿、すごく…ドキドキした///。
…あ!普段もだよっ?いつも格好良いんだけどね///!」
俺は別に何も言ってないのに、
アカリは振り返ると必死に自分の発言を訂正して詰め寄ってくる。
別に自分が特別に格好良いなんて思った事ない。
……でも。
///……やべっ、ニヤけそう。
アカリに褒められると、どうしようもなく嬉しくて表情筋が緩みそうになる。
口元に手を当てて堪えていると、彼女が言葉を続ける。
「///…それに、ね。
今日の、ヴァロンが…あの日と一緒の姿だったから……///。」
「?……あの日?」
首を傾げて尋ねると、
アカリは俺の顔を覗き込んで微笑んだ。