辛 恋




ピピっ・・ピピ・・
携帯の目覚ましのアラーム


「煩い!!頭・・いった‥‥い。」
と、思いながら、目を少し明けて
見回すと‥‥

えっ、ここは・・どこ?

すると・・
「起きたか?」
「えっ、誰?」
「なんだい、心ちゃん
覚えてないの?
進藤だ。」
「えっ、進藤さん?
どちらの?」
「サンダーバードで一緒に
飲んでいた。」
「・・・ああっと‥‥なんとなく
思い出した。」
「それより、時間大丈夫か?」
と、進藤さんに言われて

時計を見ると
もう、八時になるとこで
「キャーッ、遅刻する?」
と、立ち上がると
シーツが落ちて
「心、よい眺めだ。」
「えっ、と下を見ると
裸?‥‥‥キャーッ。」
と、言って、シーツを
身体にまきつけて
「どういうこと?」
と、言うと
「知りたいなら、夜8時に
また、ここに来いよ。
じゃ、俺は先にでる。
下着と服は、コンシェルジュに
持ってこさせたから
それをきて、会社に行くといい。」
と、言ってくれた。

「本当に?ありがとうございます。」
と、心。

心は、シャワー室に入ると
再び・・
「ギャーっ、なになになに、これ」
身体中に、キスマーク!

だが、気を取り直して
シャワーを浴びて
進藤さんが、用意してくれた
服をきて、会社に向かった。

どうなってるの?
えっ、知佳は?
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