believes.
あの日から翔は1週間程学校に行かず


まだ頭の整理ができないまま


頭の中は裕也でいっぱいだった


ピンポーン


夕方4時頃家のインターホンが鳴り響いた


1階に下りモニターを見ると


唯斗の顔が映っていた


その瞬間 何かが切れたような気がして


玄関まで走って扉を勢いよく


開け 唯斗に抱き着いた
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