王道になりきれない暴走族
ーガチャッ
「ただいまー。」
そう言って靴を脱ごうとした瞬間…
「奇っ妃ー!!久しぶりだなぁ!会いたかった…っ!」
「へ?」
あ、、おにぃ!?
「もう〜しばらく見ねーうちに可愛くなったな‼︎…もしや、、お前!好きなやつでもできたんかー!?」
はぁ…帰って早々いってきますしたいです。
「好きな人いないから!!逆に欲しいよ!彼氏ほしぃーー!」
もはや…おにぃに、逆ギレ。
「ははっ!そーゆうとこお前変わってねーなぁ」
なんてめちゃくちゃ嬉しそうに笑うおにぃ。
「はぁ!?そんなに私に彼氏がいないことが嬉しい!!?」
「え、いやいや!違うって!
…それもちょっと兄貴ごころとしてはあるけど!
……思ってないって!そんなこと!」
思ってるんじゃない…。。
でも知ってるよ、そんなつもりじゃなかったって!
おにぃは優しいもんね。
久しぶりにおにぃに会えて私も嬉しいよ。口には出せないけど…あはは。。