王道になりきれない暴走族

「あ、奇妃帰ってきたのね。おかえり〜。さ!そんなとこにいつまでもいないで入ってきなさい」


あ、お母さん

「うん。」


「母さん、俺奇妃が帰ってくる20分前に玄関ですたんばってたよなぁ〜」





は?普通にストーカーですかって言えるレベル


「あーそうね。なんかずっと玄関にいて、、奇妃が帰ってくるの待ってたのね」

「普通にキモい。」


「えぇ!!俺奇妃を驚かそうとしてたのにー!」

はぁ。こんな兄を持って私は…。



こんな兄をほっておいて私は先にリビングに入った

「あぁ。奇妃おかえり!びっくりしただろ〜?」


と、ニヤニヤ言っていたのは、さっき電話してきた…俺俺詐欺の方……ではなく私のお父さん

「このために早く帰ってこいなんて言ってたの?おにぃのためだけに⁇」

確かにびっくりしたけど…もうちょっと、倉庫にいたかったなぁ



だって結局作戦、不安なことしかないんだよー!

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