男子校のお姫様!

逃走

朝、私が教室に行くため廊下を歩いていると、チラチラと目線が送られてくる。


なっ....、なんだろうこの視線。


しかもヒソヒソ話が聞こえてくる。


やだなー、昨日の今日だからちよっと心配。


嫌な予感しかしないんです。


数々の視線を受けながら、私はやっとの事で教室にたどり着いた。


「ふぅ、やっと着いたか。廊下が長く感じた。」


愚痴を溢しながら教室の中に入ると、ある物が目に入った。


「なに、コレ....」
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