超純な彼と微不純な彼女 【2人だけの夜】

またまた、その時!



しゃがみ込んでる私の肩をトントンって……誰かが!



   キャァ~



私は前のめりにこけてしまった!



弱った人間に追い討ちなんてかけないで~エーン~エーン~



「流奈?流奈?俺だよ、俺……」




……って、それは私の愛しい王子様、響くんだった。




助けに来てくれたのね……私は、思いきり響くんに抱きついて……この時は、不純な気持ちなんて全然なかった……ただ、ただ恐かったから…………。



響くんと出口に出たら、そこで小悪魔が2人笑ってた(-_-#)





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