超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
ゲーセンに入った。
今日の記念にプリクラとろうって事になって………。
4人で色々ポーズとったりなんかして……
ちょ、圭介くん、圭介くんってっば、そんなに前に乗り出したら、私の顔が隠れるじゃん!
何で~あんた達が目立つ訳?
今日はどうゆう日だか、わかってんの?
と……私の心の声が聞こえた?
響くんが……シャッターチャンスの瞬間に、私の前に飛び出た圭介くんの頭をぐいっと押さえつけたんだ。
そんな響くんの瞬間動作に……私の心は震えたよ。