女の子として見てください!
「俺とユキは六年前、何度目かの同期会で久しぶりに集まって飲んでた時、たまたま席が隣で、ふたりで話し込んで。
波長が合うし、話していて気が楽だし、自然と付き合うようになったんだ。
付き合って半年目くらいに、偶然同じ署で勤務するようになって。
周りには内緒だったけど、楽しかったよ。
ユキとは、彼氏彼女っていうこそばゆい感じよりも、一緒にいて気をつかわない親友みたいな感じでもあったけど、普通にちゃんと好きだったし、ケンカもよくしたけど、お互いの関係はうまくいっていると思ってた」
翔さんの表情が、だんだんと暗いものになっていく。
順風満帆だったはずのふたりに、なにがあったんだろうか。
「ある日、たまたまふたりでパトカーで市内を巡回してたんだ。
その時に……あの事件が起こったんだ」
あの事件、と聞いて私はハッとする。
「この間、資料室で見た、あの事件ですか?」
私がそう聞くと、翔さんはコク、と頷いた。
「あの事件は、通り魔だったんだ」
「通り魔」
「商店街を歩く人たちを、通り魔が無差別にどんどん切りつけていった。
幸い死者は出なかったけど、大ケガした人もたくさんいた」
「そういえば……思い出しました、その事件。私はその時学生だったけど、県内で大きな騒ぎになりましたね……」
あの事件に、翔さんとユキさんがかかわっていたんだ。
でも、その時のふたりに、いったいなにが?
波長が合うし、話していて気が楽だし、自然と付き合うようになったんだ。
付き合って半年目くらいに、偶然同じ署で勤務するようになって。
周りには内緒だったけど、楽しかったよ。
ユキとは、彼氏彼女っていうこそばゆい感じよりも、一緒にいて気をつかわない親友みたいな感じでもあったけど、普通にちゃんと好きだったし、ケンカもよくしたけど、お互いの関係はうまくいっていると思ってた」
翔さんの表情が、だんだんと暗いものになっていく。
順風満帆だったはずのふたりに、なにがあったんだろうか。
「ある日、たまたまふたりでパトカーで市内を巡回してたんだ。
その時に……あの事件が起こったんだ」
あの事件、と聞いて私はハッとする。
「この間、資料室で見た、あの事件ですか?」
私がそう聞くと、翔さんはコク、と頷いた。
「あの事件は、通り魔だったんだ」
「通り魔」
「商店街を歩く人たちを、通り魔が無差別にどんどん切りつけていった。
幸い死者は出なかったけど、大ケガした人もたくさんいた」
「そういえば……思い出しました、その事件。私はその時学生だったけど、県内で大きな騒ぎになりましたね……」
あの事件に、翔さんとユキさんがかかわっていたんだ。
でも、その時のふたりに、いったいなにが?