独身一般職(37) vs 新人リア充(20)
「何、難しい顔してるんすか」

下風代理とLマートのATMの現金を補充している最中だ。

「あ、まさか翔子ちゃんの結婚ですか?」

図星。
私ってわかりやすいのか?


「いやぁ、そうですよね。

そりゃ自分より若い人が結婚ってなったら、やっぱり焦っちゃうんですよね」


私は下風代理の背中をバシッと叩いた。


「もうこの年までくれば、年下の子の結婚なんてなんとも思わなくなるもんよ」


だってそれも当たり前になってしまったんだもん。

確かに30前半まではそう思った時期もあった。
でも今は後輩の結婚を素直にお祝いできる。

心にゆとりができたのだろうか。

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