独身一般職(37) vs 新人リア充(20)
「どうしたの?車に忘れ物?」
「違うってば。
甘えたいんだって言いませんでした?
恥ずかしいんですよ、こんなこと言うの」
下風代理が私との距離を詰める。
…もしかして油断した?
やばい、犯される。
逃げ場はない。
車両に両側を挟まれ、背中には店舗の壁。
「…襲ったりなんてしませんよ」
ふっと笑う下風代理の目元は、暗闇のせいか切なく見えた。
「…10秒だけでいいんです。
抱きしめてもいいですか?」
ATMでの彼の言葉を思い出した。
『だけど、やっぱこういうときって、年上の女の人なんだよなぁ』
なんだかそれも理解できる気がする。
「…年上の女の人なら、勘違いされずに割り切ってくれるからよね」
「…やっぱ俺、最低ですかね」
「時と場合によるんじゃない?
少なくとも私は、こんなことであんたに惚れたりしないから…ほら、おいでよ」
口ではそういったけど、身体には力が入る。
彼氏ではない人に、抱きしめられる経験なんてない。
…もう、さっさとしてよ。
「違うってば。
甘えたいんだって言いませんでした?
恥ずかしいんですよ、こんなこと言うの」
下風代理が私との距離を詰める。
…もしかして油断した?
やばい、犯される。
逃げ場はない。
車両に両側を挟まれ、背中には店舗の壁。
「…襲ったりなんてしませんよ」
ふっと笑う下風代理の目元は、暗闇のせいか切なく見えた。
「…10秒だけでいいんです。
抱きしめてもいいですか?」
ATMでの彼の言葉を思い出した。
『だけど、やっぱこういうときって、年上の女の人なんだよなぁ』
なんだかそれも理解できる気がする。
「…年上の女の人なら、勘違いされずに割り切ってくれるからよね」
「…やっぱ俺、最低ですかね」
「時と場合によるんじゃない?
少なくとも私は、こんなことであんたに惚れたりしないから…ほら、おいでよ」
口ではそういったけど、身体には力が入る。
彼氏ではない人に、抱きしめられる経験なんてない。
…もう、さっさとしてよ。