独身一般職(37) vs 新人リア充(20)
ようやく三時になりシャッターが降りて、とりあえずため息をついた。
腹の中に溜めていたものを一気に吐き出す感じ。
「笠原さん、ちょっと今いいですか?」
窓口のあみちゃんが手招きをする。
私達女性職員は仲が良く、普段はお互いをあだ名で呼ぶが、もちろん仕事中は名字で呼び合う。
「実は今日、窓口に苦情が来てたんです。
香坂さんの態度のことで。
他の職員が忙しそうにしている中で、彼女のあくびが目についたと」
やっぱり…
お客様は待たされているので、職員が暇そうにしているとすごく腹を立てる。
「わかった。
目黒次長には私から報告しておく。
高橋さんも嫌な思いさせてごめんね」
本当だったら、目黒次長に報告せずに片付けてしまいたいところだが、一般職の私には責任がないのだ。
とりあえずすぐに次長に報告をし「指導不足ですみません」と謝っておく。
腹の中に溜めていたものを一気に吐き出す感じ。
「笠原さん、ちょっと今いいですか?」
窓口のあみちゃんが手招きをする。
私達女性職員は仲が良く、普段はお互いをあだ名で呼ぶが、もちろん仕事中は名字で呼び合う。
「実は今日、窓口に苦情が来てたんです。
香坂さんの態度のことで。
他の職員が忙しそうにしている中で、彼女のあくびが目についたと」
やっぱり…
お客様は待たされているので、職員が暇そうにしているとすごく腹を立てる。
「わかった。
目黒次長には私から報告しておく。
高橋さんも嫌な思いさせてごめんね」
本当だったら、目黒次長に報告せずに片付けてしまいたいところだが、一般職の私には責任がないのだ。
とりあえずすぐに次長に報告をし「指導不足ですみません」と謝っておく。