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Chapter 1 出会い

ある日。



少し前までは蕾だった桜も満開になった4月。



中学生のときからの友だちの尾木亜美とマックでこれからもよろしくね的なことを話しながら帰ってきたとき。



お家に知らない男の子が。



その男の子はわたしを見ると少し驚いたような顔をして2階へ上がっていった。





「え…誰?」





高めの身長。いい感じに焼けた肌。さらさらの茶髪。



そしてくっきり二重に鼻筋が通っててTHEイケメンって感じ。



さっきあたかも自分の家のように2階に上がってったよね?
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