人事部の女神さまの憂いは続く
「波木社長?ユリ、まじで口説かれてんの?」
気になったので聞いてみると、そんなわけないじゃないですか、って手を横に振っている。だけどそんなユリの反応は無視して、大輔がいきなりガバっと勢いよく立ち上がった。
「まじか!?ニシユリ、やるじゃん!!あの人女嫌いだって言われてるのに。すげー!どっかの女タラシなんかやめて、そっちにしなよ!」
すると、それを聞いたふっじきーもすかさず立ち上がって、思いっきり大輔の頭をはたいている。
「お前、ほんとロクなこといわねーな」
「いや、俺は事実しかいわねーぞ。そうか、そうか、波木さんか。ちょっとぶっ飛んだ感じはするけど、あの人だったら安心だよな」
ふむふむ一人でうなづいている大輔を睨みつけながら
「ぶっ飛んでるのは、お前だよ。マジ、頭沸いてんじゃないの?」
吐き捨てているふじっきー。
そんな騒がしい男たちはほっといたとしても、さっきの波木社長のメッセージはちょっとびっくりだ。