人事部の女神さまの憂いは続く
それを聞いて、より一層大声で笑い始めた大輔さんに
「ベターハーフ?」
聞いてみると
「もともと雲の上で1つだったのが、地上に生まれ落ちた時に男女にわかれた唯一無二ってやつだろ?ふじっきー、なに?ロマンチストかよ」
バシバシ崇兄さんの背中をたたいている大輔さんに
「うるせー」
切れてる崇兄さんはちょっと顔が赤い。
その様子を見て、こんないい男に、これだけ思われる侑里のことが、実はすげーんじゃないかって思い始めた。そして愛されてる侑里に、嬉しくなっていると
「てか、そろそろ時間じゃね?」
大輔さんがスマホの画面を見せて立ち上がった。
表示されている時間をみると、確かに、夕食はみんなでと言ってた時間がそろそろだ。照れた顔を隠しながら
「いくぞ!」と席を立ち上がる崇兄さんの後を追いかけながら、大事なことを思い出した。
「てか、話すげー逸れて、俺の相談乗ってもらってないんですけど!!!」