人事部の女神さまの憂いは続く

それを聞いて、より一層大声で笑い始めた大輔さんに

「ベターハーフ?」

聞いてみると

「もともと雲の上で1つだったのが、地上に生まれ落ちた時に男女にわかれた唯一無二ってやつだろ?ふじっきー、なに?ロマンチストかよ」

バシバシ崇兄さんの背中をたたいている大輔さんに

「うるせー」

切れてる崇兄さんはちょっと顔が赤い。

その様子を見て、こんないい男に、これだけ思われる侑里のことが、実はすげーんじゃないかって思い始めた。そして愛されてる侑里に、嬉しくなっていると

「てか、そろそろ時間じゃね?」

大輔さんがスマホの画面を見せて立ち上がった。

表示されている時間をみると、確かに、夕食はみんなでと言ってた時間がそろそろだ。照れた顔を隠しながら

「いくぞ!」と席を立ち上がる崇兄さんの後を追いかけながら、大事なことを思い出した。

「てか、話すげー逸れて、俺の相談乗ってもらってないんですけど!!!」
< 382 / 399 >

この作品をシェア

pagetop