愛をください

そして二次募集にあたしは賭けた

あたしの住んでる地域で

最も学力の低い学校

それさえも怖くて

また落ちるんじゃないかと

考えただけで不安だった

あと受けられるのが

滑り止めで受けた

国立高校

親はあたしのために

国立高校に10万の

入学金まで払ってくれた

必死だった

でも学力の低い学校に

受かることができた

どっちも受かった嬉しさがあった

こんなにも嬉しいんだと

心からおもった

合格発表の日に

担任の先生から

あるものをもらった

車の中で読むと

クラスメイトからの手紙だった
【いまはツラいかもしれないけどなちなら大丈夫だよ。ずっと友達だからね。さやか】

【お前はいつもみたいにバカみたいに笑ってろよ。暗い顔は似合わねぇ。ゆうと】

【一緒の学校に行けないのは寂しいけどずっと友達だからね。いつでもメールして!+゚。・⌒‰*#+^;{?~$ゆうこ】

【またいつもの笑顔見せてよッあたしはなちの笑った顔が大好きだよ。まり】

【なちの笑い声、笑った顔、バカみたいな話する事、全部なちとじゃなきゃつまんないよ。また一緒に笑おぅね。なぎさ】

……みんなありがとぅ

あたしは幸せです
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