愛をください

片付けをすませ

なんたまかすっきりした気持ちと

少し悲しい気持ちになった

姉とふたり部屋だったあたしは
夜、姉が話してくれた

姉「なち、あたしの中学の先生覚えてる??」

な「うん、管野先生でしょ??」
姉「そぅそぅ!なちの副担任だったしょ??」

な「委員会も一緒だったし」

姉「管野先生がね、メールくれてたんだ

なちサンは元気ですか??って」

な「そぅなんだぁ。あとなんか言ってた?」

姉「ちょー長文だからメールみな★」

姉はメールを見せてくれた

【なちサンに伝えてもらいたいです。今回の事はけっして恥ずかしい事ではありません。なちサンはいいところがいっぱいあるんですから。委員会では委員長であったなちサンに助けてもらってばかりでしたが頼りにしていたんですよ。いつもニコニコしてて誰よりも人の事を大事にして考えて。それは誰でもできることではありません。どんな道に進んでもずっと今まで通りのなちサンでいてください。そしてけっして下を向かず、前を見て進んでいってください。なにかあったらわたしでよければいつでも力になります。がんばってください。応援してます。】

こんなにあたしを見てくれてた人がいたんだ
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