好きになれとは言ってない
二日に分けて健康診断はあるので、つい、そう訊いてしまうと、
「……明日のケーキはうちの部署の誰かが買いに行くからいいぞ」
と言われてしまう。
いやいやいや。
ケーキ目当てに訊いてみたわけではないのだが、と苦笑いする。
そこで、はた、と気づいた。
「あのー、明日も課長が乗せていかれるんですか?」
口から出してしまったあとで、うわー、なに訊いてんだ、と自分で思った。
いやつい、明日は誰か自分のところの女の子を助手席に乗せて行くのかな、と思ってしまったのだ。
「明日は、忘れずに、定期便に乗って買ってきてもらうから、俺は乗せていかないが」
と特にそこに深い意味を見出さなかったのか、軽い感じで航は言ってきた。
「そうですか」
と言いながら、ちょっとほっとした頃、駅の明かりが見えてきた。
「……明日のケーキはうちの部署の誰かが買いに行くからいいぞ」
と言われてしまう。
いやいやいや。
ケーキ目当てに訊いてみたわけではないのだが、と苦笑いする。
そこで、はた、と気づいた。
「あのー、明日も課長が乗せていかれるんですか?」
口から出してしまったあとで、うわー、なに訊いてんだ、と自分で思った。
いやつい、明日は誰か自分のところの女の子を助手席に乗せて行くのかな、と思ってしまったのだ。
「明日は、忘れずに、定期便に乗って買ってきてもらうから、俺は乗せていかないが」
と特にそこに深い意味を見出さなかったのか、軽い感じで航は言ってきた。
「そうですか」
と言いながら、ちょっとほっとした頃、駅の明かりが見えてきた。