野球バカと問題児


「いいよ」

ヤッター!神様ありがとー

「でも何でそんな事知りたいわけ?」

『…莉子と京君が喧嘩したの、それで京君莉子と直接喋ってくれないからうちが変わりに』

「ふーん…」

ってどこ行くんだよ!

無愛想ヤローは靴とって外に行こうとしてる


「おまえ京の所いくんだろ?」

『うん』

「さっさとついて来い…ったくとろいなぁ」

最後の言葉いらないんですけど!
ちょっとはいい奴だと思ったのに!!


うちは無愛想ヤローの後ろについて行った
よく見てみると顔は結構ってゆーかかなりかっこいい
性格ダメだけどね

『ぶっ!!』

「いてーんだけど…」

ヤバイぶつかった!!
歩くスピードがいつの間にか速くなっていたみたい

「おまえさぁ、何で京が部活始めたか知ってんの?」

『え?何で?教えて!』

「実はさぁ…」
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