青い空の下で泣く


______首を90度痛い程曲げなきゃてっぺんは見えないとても高い建物

やけにでしゃばりすぎているように見えて少し苛立つ



ウィーン

自動ドアが良い音をたてながら開く

「 あの、会員証をお持ちですか?」
子供がこんな所へ来る場ではないと言わんばかりに怪しい顔で見てくるクソジジイ

『 ……これ』

「…!?しっしつっ、大変失礼いたしましたぁっ!!!!!」

『 社長室ってどこでしたっけ』

「いい一番上の階にあります!着いたらすぐわかると思いますっっ」

『 どーも…』


その人に背を向け歩き始めるが



まだ気配がある……苦笑

後ろをチラッと振り向くと腰を折り曲げて自分の膝を見るかのように頭を下げている


会員証ではないが私が見せたのは社長と深く関わる人物でないと持つことの出来ないカード。
だからと言ってこんなペコペコされるのかって事になるけど、ここの社長は詳しくは知らないがものっすごいらしい


『 ほんっと、ここの建物高すぎなんだよ』

エレベーターの中で聞こえない程度にボソッと呟いたはずだが
7人も乗っているのに誰も言葉を発さない為すぐに気付かれる

そして私をこれでもかってぐらいの驚きの顔と睨みを聞かせてくる

『 どんだけここの社長偉いんだよ…(笑)』

また呟くと中のひとりが「なっ!?」と今にも殴りかかってきそうな体制で見てくる


クスッ面白い



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