恋のシャッター
「あら?そうなの?あんたたち最近仲良いからお母さんてっきりそうかと~」
「だから~ち―が―う~」
私は一生懸命反論してるのに、勇斗は隣でケラケラ笑っていた。
「ちょっと―!笑ってないであんたも何か言いなさいよっ」
「えー?いーじゃんかよ~っていうか、そろそろ時間だし行こうぜ?」
そう言うと勇斗は先にリビングを出ていく。
「ちょっと!あ~もうっ……お母さんじゃあ行って来るからね?」
「はいはい、勇ちゃんが一緒なら安心だわ~行ってらっしゃい」
「……なっ!?」
何でコイツと一緒で安心なのよっ。
私は……ちっとも安心しないわよっ。
そう思って私は、少し前を歩く勇斗をチラッと見た。
だいたい…私服姿だからって、男っぽいわけ…………
ないし。
すると勇斗が足を止めた。
「遅い!早く歩けよっ」
「なっ!?……どうもすいませんねっ」
ムカつきながらも私は勇斗の隣を歩く事に。