恋のシャッター
「…そうだったんですか」
「でもね~そのせいでって言うか、あれで愛想ないからね~恋愛には縁がなくて…だから勇斗とはけっこう真逆のタイプかもね?」
「はぁ…?そうでしょうか?」
確かに勇斗は、誰にでも愛想振りまいて、それで誰からも好かれてて…女子からもキャーキャー言われて。
でも、アイツがまともに彼女作ってた気配は感じた事ないな…アイツも意外と恋愛に縁がないんじゃないの?
そう思いながら、私はベンチにいる勇斗をちらっと見た。
そして、ゲームも終盤に入る中、聖花先輩が再び声を発した。
「ねぇっ、実夕ちゃん!私すごいこと思いついたんだけど!」
「えっ?…なんです?」
「実夕ちゃん南どう?」
「……はっ!?」
えっ…?何が?
「あの…どういう意味でしょう?」
「実夕ちゃん、今彼氏募集中でしょ?だから~実夕ちゃんに南はどうかなって?」