ベル姫様と溺愛ナイト様
「メロゥはこちらですよ、お嬢さん」

「ありがとうございます」

ベルは初めて入る城にドキドキしながら、2人に着いていった。

「本当に、ここにメロゥが……?」

ベルが連れてこられたのは、かび臭い地下の一室だった。
怖い……。
薄暗いし、何故だか空気が冷たい気がする。

「まだ気づかない?」

「気づかないなら教えてあげないと」

男二人は笑っている。
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