冷姫〜冷たいお姫様〜
俺を気遣ってくれたのか、俺と心和だけにしてくれた、心和の家族。白蘭。青藍。



俺は心和の手を握る。



俺はまたやってしまった。



その瞬間 俺の過去が蘇る。。。




あれは 俺も幼い時だった。

俺には兄がいた。



喧嘩も強く、優しく、そして頭がいい。

なんの非もない完璧な自慢の兄だった。
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