アンティークドール
「あ、雪姫さんって絵かけるの?」
俺は微妙な空気を振り払うために、目を細めてイライラしている様子の雪姫さんに聞いてみた
「わからないわ」
「え?」
自分の事なのにわからない?
「なんで…」
「絵が書けてなんの得になるって言うの?必要ない特技はいらないわ」
「もしかして…書けないの?」
さっき雪姫さんにキツくいわれた男の子が雪姫さんに鼻で笑い、言った
「なんですって…?」
雪姫さんが名の通り雪のような瞳で睨んだ
「いや…な、いいわけがましいから」
「そう…、そうね。あなたはそう思うの…。全く…これだから人間はいやなのよ、知能が低すぎて話にならないわ」
「人間はいやだって?だったらおまえはなんなんだよ!?」
半分馬鹿にされた男子は逆ギレし、場は睨み合いとなった