アンティークドール



父さんは、今から満のクラスに行ってみるよと笑いながら歩いて行った



そういえばなんで雪姫さんは俺の父さんを知っていたのだろう?



「…雪姫さん」


「なに?」



「なんであの人が俺の父さんだってわかったんだ?」



そう聞くと、雪姫さんは笑いながらこう答えた



「なんとなく、ね」


すごい感だ



「雪姫さんってなんか格好いいね」


「え…?なんでそう思うの?」



「なんとなく、ね」



俺はさっき雪姫さんが行った言葉をまねして言ってみた


少し決まったかな?





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