アンティークドール



俺はそのまま学校を早退し、とぼとぼと道を歩いた


途中で目につく看板



アンティークドール


入ってはいけない



誰かが必ず死ぬんだから


だけどその気持ちとは裏腹に、足はどんどんと店に近付く



カラン


ドアをあける


ノブを握る手には、緊張で汗がにじみ、滑りそうになる


どうて…扉を開けるんだ?


店内に入り


自分がした行為の愚かさを知る


入ったら


誰かが死ぬ



身近な、誰かが


ぶわっと後悔が身体にのしかかる





< 133 / 208 >

この作品をシェア

pagetop