アンティークドール
俺はそのまま学校を早退し、とぼとぼと道を歩いた
途中で目につく看板
アンティークドール
入ってはいけない
誰かが必ず死ぬんだから
だけどその気持ちとは裏腹に、足はどんどんと店に近付く
カラン
ドアをあける
ノブを握る手には、緊張で汗がにじみ、滑りそうになる
どうて…扉を開けるんだ?
店内に入り
自分がした行為の愚かさを知る
入ったら
誰かが死ぬ
身近な、誰かが
ぶわっと後悔が身体にのしかかる