アンティークドール



『いらっしゃい』


あ…アンティークドール…


意外にも、店内ではなく入口から聞こえたアンティークドールの声


『満君、文化祭は楽しかった?』


クスリとアンティークドールは笑う


「楽しく―…なんてっ」


『あら?満君、まるで人形みたいよ。言葉が片言になって』



トントンとアンティークドールは音を立てながら向かってくる


違う!俺をおまえと一緒にするな!



そう叫びたいのに…


でない声



喉元で止まる言葉





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