アンティークドール



なぜわざわざ絵を隠す必要がある…?


「なんで…隠す必要があったんだ?」


俺は首を傾げる



たしか、斑が刺されて倒れていた位置に飾られてたはずだ



俺たちは事件現場に行くことにした


幸い、警察などはいなかった


アンティークドール…一体何がしたいんだ?


どうして俺への障害を除くんだ?



クッとユージが悔しそうな顔をした


そして言った



「ここだ…」


そこは事件があった日のままで、事件当日の生々しさが感じられた



「……そのままだ」


ふいに俺が呟いた



「ここよ…ね」


星麗那も、断定した


なぜか死体も放置されており、位置が正確にわかった




「………絵が…ないよな」


壁を軟らかく触る



どうして…額ごとない?




< 33 / 208 >

この作品をシェア

pagetop