アンティークドール
なぜわざわざ絵を隠す必要がある…?
「なんで…隠す必要があったんだ?」
俺は首を傾げる
たしか、斑が刺されて倒れていた位置に飾られてたはずだ
俺たちは事件現場に行くことにした
幸い、警察などはいなかった
アンティークドール…一体何がしたいんだ?
どうして俺への障害を除くんだ?
クッとユージが悔しそうな顔をした
そして言った
「ここだ…」
そこは事件があった日のままで、事件当日の生々しさが感じられた
「……そのままだ」
ふいに俺が呟いた
「ここよ…ね」
星麗那も、断定した
なぜか死体も放置されており、位置が正確にわかった
「………絵が…ないよな」
壁を軟らかく触る
どうして…額ごとない?